自宅でできる腰痛対策方法をご紹介。正しい姿勢で腰痛を改善するには?
姿勢を正すだけで腰痛が治るなんて本当?腰痛と姿勢の関係性
腰痛でお悩みの方は多く、成人の4人に1人は「腰が重だるい」「腰が鈍く痛む」といった慢性的な腰痛を抱えていると言われています。
慢性的な腰痛は、そのほとんどが普段の姿勢に原因があります。
腰が反り返り、お尻が突き出したような反り腰や、前かがみがつづくことで逆に腰が丸くなり腰の正常な湾曲が失われた歪んだ姿勢は腰にすごく負担がかかります。
また、仕事や家事で悪い姿勢や同じ姿勢が長時間つづくことで体を支えるための筋肉がガチガチに硬くなり、動作が少ないことで筋力が弱くなることも腰の鈍痛や重だるさが生じる原因です。
つまりは、悪い姿勢を見直して腰に負担のかからない正しい姿勢を身につけ体の歪みを整えていくことが慢性的な腰痛を改善する1番のポイントなのです。
腰が痛い!放っておくとヘルニアなど重症になることも
激痛ではないとはいえ、甘く見てはいけません。ほとんどの腰痛が最初は自覚症状の無いところから始まり、慢性的な痛みに変わり、重症化していくのです。
背中や腰が丸まった状態がつづくと、体を支える筋肉が弱くなっていて、急に動いたときにぎっくり腰になってしまいやすいです。
反り腰がきついと背骨の腰の部分の腰椎に異常な負荷がかかり、腰椎椎間板ヘルニアや腰椎分離症やすべり症といわれるような重篤な症状に移行していきかねません。
そうなると患部に炎症が起こって痛みは強いですし、神経に影響して足がしびれるような症状にもなり得ます。
姿勢の悪さを放っておいてコルセットやサポーターなどでだましだまし過ごしていると筋力も弱り、さらなる姿勢不良をまねいて腰痛がひどくなっていく悪循環に陥ります
慢性的な腰痛で痛み止めの薬を常用している方もいます。
そうならないように、やはり違和感を感じたらすぐに対策をするべきです。
腰に痛みが走ったらすぐに自宅で対策を始めましょう。
腰に痛みを感じたとき、まず自分でできる対策は姿勢の改善です。
立って作業をするときは、片方の足にばかり体重が乗らないように意識しましょう。
椅子に座っているときは、浅く座らずに背もたれにしっかり体がつくように深く腰掛けましょう。
地べたに座ることはあまりおすすめしません。長座や正座、あぐらをかいて座ることや横座りも腰に負荷がかかります。
いずれにしても立ちっぱなし、座りっぱなしの状態をできるだけ避けるようにしましょう。
そしてストレッチや運動など体をしっかり動かして筋肉が弱らないように意識していきましょう。
座っている椅子にクッションを敷くことや、寝ているマットレスを変えて工夫することも有効です。
腰痛が治らない。慢性的な腰痛に悩んでいる方へ
それでも腰がスッキリしない場合、やはりしっかり治療を受けることをおすすめします。
自分の状態を知り、姿勢をどう治療、改善していけばいいのか客観的に診てもらうことは腰痛の完治への近道です。
また、すでに慢性腰痛の域を超えてヘルニアや脊柱管狭窄症などで病院で手術を進められているような場合でも、姿勢の改善と筋力の強化で手術を回避できることもあるかもしれません。
慢性的な腰痛治療、腰の痛みはみどりの鍼灸治療院へ
当院は腰痛の治療を得意としており、いろいろなタイプの腰痛患者さまが来院されます。
その中でも姿勢不良を原因とする腰痛は多く、鍼灸治療や整体治療で痛みの解消はもちろん、姿勢の改善や予防法の指導で悪化、再発を防いでいます。
慢性的な腰痛にお悩みの方はみどりの鍼灸治療院にご相談ください。